俺とマジック:ザ ギャザリングの出会い。
2011年11月7日 MTG 回想編高度なプレイングや異才を放つデッキレシピが俺の知識の中にあるわけでもないし、
それがあったとしてもサイト、ギャザ速の方で公開するだろうというわけで、
どうせならMtGを通して出会った人や思い出を書いていこうと思うんです。
まさにチラ裏ですよね。
最初他TCGの話になるけどちゃんとMtGの話なので読みたい人は安心して進めてください。
とりあえず俺がMtGと出会うきっかけとなった話をしてみよう。
MtGと出会ったから、休止前、休止後共に出会った沢山の人がいます。
趣味や思考の一部に影響を受けた部分も多くあると思います。
1997年頃だったかな。
週刊少年ジャンプの連載ではじめて「遊戯王」がカードバトルの話が始まった。
それまで俺の中の《カード》のイメージはドラゴンボールやガンダムの
カードダスのキラカードやJリーグチップスについてくる選手カード、ビックリマン。
そう、ただ集めるだけのもの。
持っている枚数、キラカードの数を見せ合ったり自慢しあったり、交換しあったり
そんな感じの付き合い方でした。
もちろん、収集癖の強い俺は喜んで集めていたし、ジュース我慢してカードダス。
そんな生活をガキの頃からしてました。
友人の中ではカードを数持っていたものがヒーロー。
一番最初にまだ誰も持ってないキラカードを手にした奴が勇者。
ただ集めて、ファイルに入れてしまっておくだけで楽しかったんです。
そんな俺が遊戯王の連載を見て衝撃を受けないわけはなく、
その話を読み終えた瞬間、ジャンプの背表紙にある編集室の電話番号見て興奮のままに電話をかけました。
「もしもし、あの、遊戯王呼んだんですけど、このカードゲームってどこに売ってるんですか?」
これ、超ほしい、俺も戦いたい!
そんなガキ思考です。
しかもいきなりこんな電話、はっきり言って集英社さんは迷惑だったと思います。
しかし子供相手にちゃんと対応をしてくれました。
子供にもちゃんと定型文だとは思いますが愛読ありがとうのコメント。
そして突きつけられる衝撃の事実。
「これは高橋先生(遊戯王作者さん)がオリジナルで考えたカードゲームなんですよ。
なのでマジック&ウィザーズ(遊戯王作中のカードゲーム名)は売ってないんです。」
この一言にひどく落胆。
すごく元気の無い、「そうなんですか、わかりました。」と返事をしたと思う。
そこで失礼にも電話を切ろうとした時、受話器から救いの一言が飛び出しました。
「ただ、高橋先生がモデルにしたカードゲームがあって、それが…」
「え、あるんですか!カードゲーム!」
「は…はい。マジック:ザ ギャザリングってカードゲームがあるんです。」
即効メモ用紙にそのカードゲーム名を書きなぐり、
何度も「まじっくざぎゃざりんぐですか?まじっくざぎゃざりんぐですね!」
と、カタカナでどこで区切る単語かもわからず聞きなおし、お礼を言って電話を切りました。
小遣いはまだ残ってる。(たぶん一万円も無かったと思う。)
それを手に近所のダイエーのおもちゃ売り場にダッシュした。
おもちゃ売り場の何処にあるのか分からず店員に聞いてみるも、
ここでは扱ってないと一言。
それでもめげず、他のスーパーのおもちゃ売り場、あまり行った事の無いおもちゃ屋
地元をめぐれど魅惑のカードゲーム「まじっくざぎゃざりんぐ」とやらは見つからない。
しょぼくれ家に帰るも頭の中は「まじっくざぎゃざりんぐ」でいっぱいいっぱい。
よし、遠出をしてでも手に入れようと、
電話帳を引っ張り出してきて、片っ端から売ってますかと聞きまくりました。
やっと見つかったお店は地元からは電車で20分程はなれた場所にあるらしい。
メモにはお店の場所と「まじっくざぎゃざりんぐ」をしっかり書き込み飛び出しました。
電車に揺られ初めてやってきたお店で店員さんにまじっくざぎゃざりんぐを下さいと言うと、
すぐに売り場に案内されました。
この時の俺はまったくマジック:ザ ギャザリングの事を知らない。
ここまで読んでくれた奇特な方、嫌な予感がしませんか?
そう、俺はとりあえず適当に、売ってるパックを帰りの電車賃のみ残して均等に買って
どうやって遊ぶのかすら調べずワクワクして帰ったのでした。
日本語版、英語版がある事すらしらず両方の言語かつ様々なエキスパンションを手に。
今思えば店員さんも不思議な買い方するガキンチョだと思ったでしょう。
しかも、対戦相手が必要だという根本を考えていなかった。
その辺りはまだカードダス脳だった思います。
家に帰れば英語版ともご対面。
それが逆に海外の人もプレイしてるんだ!世界で流行ってるんだ!と変な興奮を覚えながら全部開封。
これは早速友人達にも教えなければとジャンプとMtGを手に布教活動へ向かうが、MtGの現物はあまり受けが良くない。
パックが高い!絵がちょっと!
確かにカードダスがメインだったガキンチョにすれば敷居が高いしイラストも受けやすいとは言いがたく、1998年のカードダス版遊戯王、そして1999年遊戯王OCGが発売されてしばらくするまで、
俺はただ一人意味もわからず変なワクワク感のみでいろんなパックを買い続けるのでした。
俺がマジック:ザ ギャザリングに出会ってルールを終えデッキを組むという作業をするのは3年程先の話だったのです。
長くなりすぎたので今日はこのへんで。
ギャザ速
http://mtg-news.net/
それがあったとしてもサイト、ギャザ速の方で公開するだろうというわけで、
どうせならMtGを通して出会った人や思い出を書いていこうと思うんです。
まさにチラ裏ですよね。
最初他TCGの話になるけどちゃんとMtGの話なので読みたい人は安心して進めてください。
とりあえず俺がMtGと出会うきっかけとなった話をしてみよう。
MtGと出会ったから、休止前、休止後共に出会った沢山の人がいます。
趣味や思考の一部に影響を受けた部分も多くあると思います。
1997年頃だったかな。
週刊少年ジャンプの連載ではじめて「遊戯王」がカードバトルの話が始まった。
それまで俺の中の《カード》のイメージはドラゴンボールやガンダムの
カードダスのキラカードやJリーグチップスについてくる選手カード、ビックリマン。
そう、ただ集めるだけのもの。
持っている枚数、キラカードの数を見せ合ったり自慢しあったり、交換しあったり
そんな感じの付き合い方でした。
もちろん、収集癖の強い俺は喜んで集めていたし、ジュース我慢してカードダス。
そんな生活をガキの頃からしてました。
友人の中ではカードを数持っていたものがヒーロー。
一番最初にまだ誰も持ってないキラカードを手にした奴が勇者。
ただ集めて、ファイルに入れてしまっておくだけで楽しかったんです。
そんな俺が遊戯王の連載を見て衝撃を受けないわけはなく、
その話を読み終えた瞬間、ジャンプの背表紙にある編集室の電話番号見て興奮のままに電話をかけました。
「もしもし、あの、遊戯王呼んだんですけど、このカードゲームってどこに売ってるんですか?」
これ、超ほしい、俺も戦いたい!
そんなガキ思考です。
しかもいきなりこんな電話、はっきり言って集英社さんは迷惑だったと思います。
しかし子供相手にちゃんと対応をしてくれました。
子供にもちゃんと定型文だとは思いますが愛読ありがとうのコメント。
そして突きつけられる衝撃の事実。
「これは高橋先生(遊戯王作者さん)がオリジナルで考えたカードゲームなんですよ。
なのでマジック&ウィザーズ(遊戯王作中のカードゲーム名)は売ってないんです。」
この一言にひどく落胆。
すごく元気の無い、「そうなんですか、わかりました。」と返事をしたと思う。
そこで失礼にも電話を切ろうとした時、受話器から救いの一言が飛び出しました。
「ただ、高橋先生がモデルにしたカードゲームがあって、それが…」
「え、あるんですか!カードゲーム!」
「は…はい。マジック:ザ ギャザリングってカードゲームがあるんです。」
即効メモ用紙にそのカードゲーム名を書きなぐり、
何度も「まじっくざぎゃざりんぐですか?まじっくざぎゃざりんぐですね!」
と、カタカナでどこで区切る単語かもわからず聞きなおし、お礼を言って電話を切りました。
小遣いはまだ残ってる。(たぶん一万円も無かったと思う。)
それを手に近所のダイエーのおもちゃ売り場にダッシュした。
おもちゃ売り場の何処にあるのか分からず店員に聞いてみるも、
ここでは扱ってないと一言。
それでもめげず、他のスーパーのおもちゃ売り場、あまり行った事の無いおもちゃ屋
地元をめぐれど魅惑のカードゲーム「まじっくざぎゃざりんぐ」とやらは見つからない。
しょぼくれ家に帰るも頭の中は「まじっくざぎゃざりんぐ」でいっぱいいっぱい。
よし、遠出をしてでも手に入れようと、
電話帳を引っ張り出してきて、片っ端から売ってますかと聞きまくりました。
やっと見つかったお店は地元からは電車で20分程はなれた場所にあるらしい。
メモにはお店の場所と「まじっくざぎゃざりんぐ」をしっかり書き込み飛び出しました。
電車に揺られ初めてやってきたお店で店員さんにまじっくざぎゃざりんぐを下さいと言うと、
すぐに売り場に案内されました。
この時の俺はまったくマジック:ザ ギャザリングの事を知らない。
ここまで読んでくれた奇特な方、嫌な予感がしませんか?
そう、俺はとりあえず適当に、売ってるパックを帰りの電車賃のみ残して均等に買って
どうやって遊ぶのかすら調べずワクワクして帰ったのでした。
日本語版、英語版がある事すらしらず両方の言語かつ様々なエキスパンションを手に。
今思えば店員さんも不思議な買い方するガキンチョだと思ったでしょう。
しかも、対戦相手が必要だという根本を考えていなかった。
その辺りはまだカードダス脳だった思います。
家に帰れば英語版ともご対面。
それが逆に海外の人もプレイしてるんだ!世界で流行ってるんだ!と変な興奮を覚えながら全部開封。
これは早速友人達にも教えなければとジャンプとMtGを手に布教活動へ向かうが、MtGの現物はあまり受けが良くない。
パックが高い!絵がちょっと!
確かにカードダスがメインだったガキンチョにすれば敷居が高いしイラストも受けやすいとは言いがたく、1998年のカードダス版遊戯王、そして1999年遊戯王OCGが発売されてしばらくするまで、
俺はただ一人意味もわからず変なワクワク感のみでいろんなパックを買い続けるのでした。
俺がマジック:ザ ギャザリングに出会ってルールを終えデッキを組むという作業をするのは3年程先の話だったのです。
長くなりすぎたので今日はこのへんで。
ギャザ速
http://mtg-news.net/
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