カードってスリーブに入れるのが常識とは知らなかった
2011年11月9日 MTG 回想編回想編の続き
前々回 俺とマジック:ザ ギャザリングの出会いの続き
http://mtgnews.diarynote.jp/201111080102229389/
カード収集のみで留まっていた俺がM:tGをプレイするまで数年ブランクがありました。
というのが前々回の回想のオチでした。
その間どう過ごしてきたかといえば、別のTCGをプレイしていたのです。
俺がTCGにハマるきっかけを作った漫画、遊戯王のOCGが発売された為
そちらにどっぷり浸かっていました。
当時校内では会った事がほとんど無いけどほぼ毎日遊んでいた同級生、「アバ」
彼が居たからTCGの対戦の最初の楽しさは知ったんだと思います。
ちょうどTCGにかける軍資金も同程度。
どちらかが強くなりすぎる事も無く、ちょうど良いバランスで対戦できていました。
今思えば公式ルールも良く分からずM:tGでいう完全カジュアルプレイ。
しかもローカルルールありまくりという状態、それでも楽しくプレイが可能だったのは
自分のコレクションから自分でチョイスしたカード達。
それらから生まれる作戦で、相手のコレクションと戦い、作戦を破る。
TCGの醍醐味ってその辺りにどこまで楽しさを覚えるかだと思うんですが
対戦を経験してからはコレクションとして収集するだけでなく、プレイする為に必要なカードも欲しい。
そんな思考にシフトしていました。
その様に遊戯王をプレイする日々が続いていましたが、
ある日アバと二人で大阪難波の日本橋に遊びに行く機会がありました。
目的はプレステだか家庭用ゲーム機のソフト。
なんか面白いソフト無いかなーと特に目的も無く"でんでんタウン"をふらついてると
《トレーディングカード専門店》的な看板を見つけました。
「ちょ、アバこれ見て」
「ほう」
この時はじめて某有名カードゲーム専門店と出会ったのでした。
中に入ればそこは夢の世界。TCGが大量に並んだショーケース、奥ではカードゲームをプレイしている人々。
こんな専門店があるとは思いもしなかった為大興奮の二人。
入口近くのショーケースには遊戯王がならんでおり、
ちょうど自分たちが持っているカードにも値段が付いていました。
「アバ、これ4500円だってさ」
「ほほう」
「あ、すげぇ、こんなの合ったらしいぞ。見た事ねぇ!」
「ほー」
適当に店内を見て回る中、M:tGのシングル販売も見つけたのでした。
もはや遊戯王にはまりすっかり忘れていたM:tG。
久しぶりにM:tGを見るも軽く見て結局遊戯王見ていたのでした。
さて、どうしても欲しいカードが見つかった事もあり、
それを買おうとレジに向かおうとすると見知らぬおっさんに呼び止められました。
「何買おうとしてたの?」
「死者蘇生」
「もっと安く売ってあげる」
「ほぅ」
怪しいおっさんだと思ったものの、
安く売ってくれるなら良いかとアバと二人着いていってしまったのでした。
そのおっさんは別に恐喝してくるわけでもなく、
普通に店売り価格の半値近い値段で売ってくれたのでした。
なんだ良い奴じゃん
そんな風に思いながら売ってもらったカードが入ってたビニールを放り捨て、
手持ちのケース内のデッキにカードをしまおうとすると慌てるおっさん。
「ちょっとちょっと、スリーブ使わないと!」
「なんそれ!」
「今君が捨てた袋」
「なんでこれ使うの?」
「カードボロボロになるじゃない」
「!!!!!!」
そう、スリーブの存在を知らず日々デュエルしていた俺とアバのデッキは既にボロボロでした。
なんせ裏面の傷を見て、お互い次あのカードが出るな!と分かっていたりもしました。
それでも気にせず遊んでいたという今思えばかなり勿体ない事をしていました。
その怪しいおっさんにスリーブの存在、
そして当時まだあまり知られていなかったパックのサーチなど胡散臭い情報まで色々教えてもらったのでした。
その日を機会に、遊戯王でのバイヤー人生がスタート
地元のコンビニや書店等に入荷した時点でサーチ許可をもらって漁ったり、
カードゲームを取り扱ってない個人経営系のおもちゃ屋に遊戯王を進めシングル売買を進めカードを卸したり、
中古ゲームチェーン店の遊戯王シングル取り扱いのきっかけを作ったりと
振り返れば中高生が動く規模では無い勢いで難波から離れた辺境の地をメインに展開をしていきます。
しまいには遊戯王の公認大会を行える様店舗と協力して動きジャッジ進行等をしていました。
そういった動きの中、一生付き合っていくであろう友人も出来、当時はかなり充実していたんでしょう。
彼らについては、彼らも後にM:tGをする事になるのでその時に語りたいと思います。
さて、そこまで遊戯王に熱をあげていた俺でしたが、何か根本のゲームとしての物足りなさを感じていました。
モンコレ、エターナルヴォイス、色んなカードゲームに手を出すも、何か足りない。
潮時かな。
スリーブの存在も知らなかった頃の方が楽しかった。
そんな思考に囚われていた中、良く通っていたトレードが可能だった日本橋のカードゲームショップで
とあるグループと出会う事になります。
それがM:tG本格参戦のきっかけとなるのでした。
今日はここまで
ギャザ速
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前々回 俺とマジック:ザ ギャザリングの出会いの続き
http://mtgnews.diarynote.jp/201111080102229389/
カード収集のみで留まっていた俺がM:tGをプレイするまで数年ブランクがありました。
というのが前々回の回想のオチでした。
その間どう過ごしてきたかといえば、別のTCGをプレイしていたのです。
俺がTCGにハマるきっかけを作った漫画、遊戯王のOCGが発売された為
そちらにどっぷり浸かっていました。
当時校内では会った事がほとんど無いけどほぼ毎日遊んでいた同級生、「アバ」
彼が居たからTCGの対戦の最初の楽しさは知ったんだと思います。
ちょうどTCGにかける軍資金も同程度。
どちらかが強くなりすぎる事も無く、ちょうど良いバランスで対戦できていました。
今思えば公式ルールも良く分からずM:tGでいう完全カジュアルプレイ。
しかもローカルルールありまくりという状態、それでも楽しくプレイが可能だったのは
自分のコレクションから自分でチョイスしたカード達。
それらから生まれる作戦で、相手のコレクションと戦い、作戦を破る。
TCGの醍醐味ってその辺りにどこまで楽しさを覚えるかだと思うんですが
対戦を経験してからはコレクションとして収集するだけでなく、プレイする為に必要なカードも欲しい。
そんな思考にシフトしていました。
その様に遊戯王をプレイする日々が続いていましたが、
ある日アバと二人で大阪難波の日本橋に遊びに行く機会がありました。
目的はプレステだか家庭用ゲーム機のソフト。
なんか面白いソフト無いかなーと特に目的も無く"でんでんタウン"をふらついてると
《トレーディングカード専門店》的な看板を見つけました。
「ちょ、アバこれ見て」
「ほう」
この時はじめて某有名カードゲーム専門店と出会ったのでした。
中に入ればそこは夢の世界。TCGが大量に並んだショーケース、奥ではカードゲームをプレイしている人々。
こんな専門店があるとは思いもしなかった為大興奮の二人。
入口近くのショーケースには遊戯王がならんでおり、
ちょうど自分たちが持っているカードにも値段が付いていました。
「アバ、これ4500円だってさ」
「ほほう」
「あ、すげぇ、こんなの合ったらしいぞ。見た事ねぇ!」
「ほー」
適当に店内を見て回る中、M:tGのシングル販売も見つけたのでした。
もはや遊戯王にはまりすっかり忘れていたM:tG。
久しぶりにM:tGを見るも軽く見て結局遊戯王見ていたのでした。
さて、どうしても欲しいカードが見つかった事もあり、
それを買おうとレジに向かおうとすると見知らぬおっさんに呼び止められました。
「何買おうとしてたの?」
「死者蘇生」
「もっと安く売ってあげる」
「ほぅ」
怪しいおっさんだと思ったものの、
安く売ってくれるなら良いかとアバと二人着いていってしまったのでした。
そのおっさんは別に恐喝してくるわけでもなく、
普通に店売り価格の半値近い値段で売ってくれたのでした。
なんだ良い奴じゃん
そんな風に思いながら売ってもらったカードが入ってたビニールを放り捨て、
手持ちのケース内のデッキにカードをしまおうとすると慌てるおっさん。
「ちょっとちょっと、スリーブ使わないと!」
「なんそれ!」
「今君が捨てた袋」
「なんでこれ使うの?」
「カードボロボロになるじゃない」
「!!!!!!」
そう、スリーブの存在を知らず日々デュエルしていた俺とアバのデッキは既にボロボロでした。
なんせ裏面の傷を見て、お互い次あのカードが出るな!と分かっていたりもしました。
それでも気にせず遊んでいたという今思えばかなり勿体ない事をしていました。
その怪しいおっさんにスリーブの存在、
そして当時まだあまり知られていなかったパックのサーチなど胡散臭い情報まで色々教えてもらったのでした。
その日を機会に、遊戯王でのバイヤー人生がスタート
地元のコンビニや書店等に入荷した時点でサーチ許可をもらって漁ったり、
カードゲームを取り扱ってない個人経営系のおもちゃ屋に遊戯王を進めシングル売買を進めカードを卸したり、
中古ゲームチェーン店の遊戯王シングル取り扱いのきっかけを作ったりと
振り返れば中高生が動く規模では無い勢いで難波から離れた辺境の地をメインに展開をしていきます。
しまいには遊戯王の公認大会を行える様店舗と協力して動きジャッジ進行等をしていました。
そういった動きの中、一生付き合っていくであろう友人も出来、当時はかなり充実していたんでしょう。
彼らについては、彼らも後にM:tGをする事になるのでその時に語りたいと思います。
さて、そこまで遊戯王に熱をあげていた俺でしたが、何か根本のゲームとしての物足りなさを感じていました。
モンコレ、エターナルヴォイス、色んなカードゲームに手を出すも、何か足りない。
潮時かな。
スリーブの存在も知らなかった頃の方が楽しかった。
そんな思考に囚われていた中、良く通っていたトレードが可能だった日本橋のカードゲームショップで
とあるグループと出会う事になります。
それがM:tG本格参戦のきっかけとなるのでした。
今日はここまで
ギャザ速
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