商店街をタップしたら伝説のクリーチャーが速攻持ちで召喚された。
2011年11月11日 MTG 回想編 コメント (4)遊戯王を引退し、M:tGに移るきっかけの詳細へ続く前に
どうしても紹介しなければいけない友人と、事件がありました。
今回はまずその紹介しなければいけない友人。Tの話。
本当はTだけで本一冊書けてしまう程、彼は伝説のクリーチャーです。
タイプはたぶん、デーモン・人間でしかありません。
まずその衝撃的な出会いから話す必要があります。
この話がフィクションだったらよかったのですが、ノンフィクションなのが恐ろしいところ。
当時の俺の地元は急行列車の停止駅ではあるものの、そこまで栄えてない程度の町でした。
その駅前には古い商店街がありました。
商店街の中には地元の子供たちが良く集まるおもちゃ屋さんがあり、
遊戯王OCGを始めたばかりだった俺やアバもよくそのおもちゃ屋の前でトレードしたり対戦したりと
いろんな人たちとフリープレイをほぼ毎日していた様な気がします。
ある日、その商店街のど真ん中で、日常の情景を壊す存在が目に飛び込んできました。
─な…、なんだこの人…
─ここは…商店街の…ど真ん中だぞ……
─なんでヌンチャクをブルース・リーの如く振りまわしてるんだ!!!
─しかも、めちゃくちゃうめぇ!!!!
それが後の親友、Tだったんです。
あまりにも異様な光景だけど、異様さが逆に面白かった為速攻話しかける事に決定。
「なんでヌンチャク振ってんの?!それ本物??」
「あー、ごめんねー、もちろん本物だよー」
そう言うと、もう一度構え華麗にふるうT。
良く見ると、カンフー映画で良くみかけるジャッキー的な服。
─あぁ、なんだただの達人か。
流石にそれで納得して笑顔で「そうですかー、それじゃまた」とは言えず
彼のテンションとトークの緩さのギャップに興味を持ち、
「この辺に住んでるの?」
と、男に対してナンパ紛いテンションで話しかけるガキ1匹。
「そうそう、すぐ近くの○○ってマンションだよ~」
─お、めちゃ俺んちと近いじゃないか。
この面白そうな人物をここで逃すのはもったいない!
そんな考えに至った俺は、そこから彼に質問攻めです。
「遊戯王やってる?」
「お、やってるんだ、ならそのヌンチャクトレードして!」
「駄目?それじゃその道着は?」
「そっか駄目か。じゃあ遊戯王カードトレードしようぜ」
と、無茶振りの連続。
ガキンチョの無謀な質問攻めにも、笑顔で対応してくれる彼でしたが、急にへたりこみ、
「あ~、だめだ~、お腹すいた~…」
としょんぼりし始めたのです。
─うん。この人なんかかわいい。
「マックにでも行く?おごるけど。」
そう提案してみると「行く行く行く行く」と、多分尻尾が生えてるなら子犬の如く全力で振っていたと思います。
マックで色々話を聞いていると、
どうやら彼は中国拳法と居合をやっているガチな武人でした。
筋肉に触れさせてもらったらこの世のものとは思えぬ圧縮率でカチカチ。
今でいう細マッチョ。
そんな彼ですが、TCGプレイヤーかつゲーマーと非常に話が合い、
家も近かった事もありその後しょっちゅうつるむ事に。
1ヶ月間ほぼ毎日会っていた時があるほど親しい中に。
地元の、ちょっと変わってるけど面白い知り合いが、沢山増えていく事にこの後なるのですが、
その一番最初にエンカウントしたのがTでした。
Tが起こした色々な面白い話を語り始めるときりが無いのと、
TCGの話とは脱線してしまう為そちらは避けていきますが、
今後回想を語るにあたって欠かせない人物だった為長い紹介をさせてもらいました。
ところで、なんであの時、商店街でヌンチャクを振っていたか。
それは未だにわかりません。
たぶん彼もわかっていません。
次回の回想編は恐らく、アバが中心となる冒頭に起こった大事件のお話。
今日はこのへんで。
ギャザ速
http://mtg-news.net/
どうしても紹介しなければいけない友人と、事件がありました。
今回はまずその紹介しなければいけない友人。Tの話。
本当はTだけで本一冊書けてしまう程、彼は伝説のクリーチャーです。
タイプはたぶん、デーモン・人間でしかありません。
まずその衝撃的な出会いから話す必要があります。
この話がフィクションだったらよかったのですが、ノンフィクションなのが恐ろしいところ。
当時の俺の地元は急行列車の停止駅ではあるものの、そこまで栄えてない程度の町でした。
その駅前には古い商店街がありました。
商店街の中には地元の子供たちが良く集まるおもちゃ屋さんがあり、
遊戯王OCGを始めたばかりだった俺やアバもよくそのおもちゃ屋の前でトレードしたり対戦したりと
いろんな人たちとフリープレイをほぼ毎日していた様な気がします。
ある日、その商店街のど真ん中で、日常の情景を壊す存在が目に飛び込んできました。
─な…、なんだこの人…
─ここは…商店街の…ど真ん中だぞ……
─なんでヌンチャクをブルース・リーの如く振りまわしてるんだ!!!
─しかも、めちゃくちゃうめぇ!!!!
それが後の親友、Tだったんです。
あまりにも異様な光景だけど、異様さが逆に面白かった為速攻話しかける事に決定。
「なんでヌンチャク振ってんの?!それ本物??」
「あー、ごめんねー、もちろん本物だよー」
そう言うと、もう一度構え華麗にふるうT。
良く見ると、カンフー映画で良くみかけるジャッキー的な服。
─あぁ、なんだただの達人か。
流石にそれで納得して笑顔で「そうですかー、それじゃまた」とは言えず
彼のテンションとトークの緩さのギャップに興味を持ち、
「この辺に住んでるの?」
と、男に対してナンパ紛いテンションで話しかけるガキ1匹。
「そうそう、すぐ近くの○○ってマンションだよ~」
─お、めちゃ俺んちと近いじゃないか。
この面白そうな人物をここで逃すのはもったいない!
そんな考えに至った俺は、そこから彼に質問攻めです。
「遊戯王やってる?」
「お、やってるんだ、ならそのヌンチャクトレードして!」
「駄目?それじゃその道着は?」
「そっか駄目か。じゃあ遊戯王カードトレードしようぜ」
と、無茶振りの連続。
ガキンチョの無謀な質問攻めにも、笑顔で対応してくれる彼でしたが、急にへたりこみ、
「あ~、だめだ~、お腹すいた~…」
としょんぼりし始めたのです。
─うん。この人なんかかわいい。
「マックにでも行く?おごるけど。」
そう提案してみると「行く行く行く行く」と、多分尻尾が生えてるなら子犬の如く全力で振っていたと思います。
マックで色々話を聞いていると、
どうやら彼は中国拳法と居合をやっているガチな武人でした。
筋肉に触れさせてもらったらこの世のものとは思えぬ圧縮率でカチカチ。
今でいう細マッチョ。
そんな彼ですが、TCGプレイヤーかつゲーマーと非常に話が合い、
家も近かった事もありその後しょっちゅうつるむ事に。
1ヶ月間ほぼ毎日会っていた時があるほど親しい中に。
地元の、ちょっと変わってるけど面白い知り合いが、沢山増えていく事にこの後なるのですが、
その一番最初にエンカウントしたのがTでした。
Tが起こした色々な面白い話を語り始めるときりが無いのと、
TCGの話とは脱線してしまう為そちらは避けていきますが、
今後回想を語るにあたって欠かせない人物だった為長い紹介をさせてもらいました。
ところで、なんであの時、商店街でヌンチャクを振っていたか。
それは未だにわかりません。
たぶん彼もわかっていません。
次回の回想編は恐らく、アバが中心となる冒頭に起こった大事件のお話。
今日はこのへんで。
ギャザ速
http://mtg-news.net/
コメント
続きが気になるのでリンクさせてください^q^
更新がんばります!!
ギャザ速さんのまとめサイトのほうも楽しみに読んでいます。
Tさんすげぇ…w
寺生まれじゃないTさんが地元では語り草になっています。