プレイヤー編

いつものカードショップでいつもの様にプレイをしていると、
だんだん顔見知りも増えてくるもので、
最初はお互い、特に何も思わずスルーしていた相手でも
目と目が合ったら軽く会釈するようになっていく。
そんなちょっと不思議な距離感の相手というのも増えていきます。

そういった距離感の相手との距離が縮まる瞬間。
それはやっぱり、実際にM:tGのプレイを大会等でマッチング時等
実際にプレイヤー同士として対峙した後だと思うんです。

M:tGの大会に出ると、相手の名前が張り出されるため本名が分かるのですが、
そういった情報では別にその人の、あだ名であるとか、愛称であるとか、何もわかりません。
それでも、実際にプレイすれば、そのプレイヤーのプレイングやデッキコンセプト。そういった情報が一気に与えられます。
たぶん、俺のデッキやプレイング等の情報も相手に伝わって言ってるのでしょう。

ある時、いつもと同じカードショップの大きなイベントでもない大会で、

「プレインズウォーカーコントロール使ってた方ですよね。」

そんな風に声をかけられました。
その日は既にもう別のデッキを使ってましたが、
以前までは確かに俺はプレインズウォーカーコントロールを愛用していたのです。
そして、その声の主は何度か大会参加者として見かけるいつもの顔でした。

「あ、この前黒を使われてた!お久しぶりです」

なんとなく、以前は普通にただの参加者としてお互い接してただけなのに、
久しぶりって言葉で返してしまいました。

丁度今は3回戦目。

お互い今マッチングしているという事は、この日の大会の戦績はあまり宜しくないはず。
俺は苦笑いと共に「今日は新しいデッキを試したもののボロボロです」だなんて言い訳を続けます。

相手も「今日は僕もボロボロですー。事故ってばっかりで!」

気づけば何も知らない赤の他人同士だったはずが、
M:tGプレイヤーという共通の何かを得たため話題が弾み、
実際の3回戦目のプレイも、ただ勝ち負けを追う以上に楽しいと感じるプレイになっていた俺がそこには居ました。

競技レベルの大会だと、こういった無意味な会話って警告を受けてしまうと思いますが、
俺はお固い競技よりもどこかフランクな雰囲気が好きな性質なのかもしれません。
また、こうしてプレイヤーと接する事の出来るマジック:ザ ギャザリングに特別な魅力を感じているプレイヤーの一人なのでしょう。



ギャザ速
http://mtg-news.net/

コメント

GALDE
GALDE
2012年6月25日4:18

GALDEです。GP横浜会場ではお世話になりました~。

リンクさせて頂きました。これからも宜しくです。

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